美空ひばりが歌ってヒットした「川の流れのように」「愛燦燦」。この歌の歌詞がなぜか最近心に留まっている。
あえてここにその歌詞を載せてみる。



=愛燦燦=

小椋 佳 作詞/作曲

雨 潸々と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
人は哀(かな)しい 哀(かな)しいものですね

それでも過去たちは 優しく睫毛に憩う

人生て 不思議なものですね


風 散々と この身に荒れて
思い通りにならない夢を 失くしたりして
人はか弱い か弱いものですね

それでも未来たちは 人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね


愛 燦々と この身に降って
心秘かなうれし涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね

ああ 過去たちは 優しく睫毛に憩う
人生て 不思議なものですね

ああ 未来たちは 人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね



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=川の流れのように=

秋元康作詞・見岳章作曲

知らず知らず 歩いてきた 細く長い この道
振り返れば 遥か遠く 故郷(ふるさと)が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく 空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ


生きることは 旅すること 終わりのない この道
愛する人 そばに連れて 夢 探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移り行く 季節 雪どけを待ちながら

ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを 聞きながら