<宮中三殿>
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↓ 宮中三殿
(毎日新聞社「平成の皇室事典」1995年 より)
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宮内庁ホームページ
<参考にどうぞ。 特に「皇室の構成」(個人名がわかります)、「宮中の公務ーーー宮中祭祀」のところなどを>
(以下、宮内庁HPより、「宮中祭祀」の項)
宮中祭祀 |
天皇皇后両陛下は,宮中の祭祀を大切に受け継がれ,常に国民の幸せを祈っておられ,年間約20件近くの祭儀が行われています。皇太子同妃両殿下をはじめ皇族方も宮中祭祀を大切になさっています。
(1)宮中三殿
三殿に附属して構内に,神嘉殿(しんかでん)・神楽舎(かぐらしゃ)・綾綺殿(りょうきでん)・奏楽舎(そうがくしゃ)・幄舎(あくしゃ)等の建物があります。 (2)祭典
(3)掌典職 国家行政機関たる宮内庁の組織とは別の内廷の組織で,皇室の祭祀のことをつかさどっています。 ◆ |
主要祭儀一覧
月 日 | 祭 儀 | 内 容 |
1月1日 | 四方拝(しほうはい) | 早朝に天皇陛下が神嘉殿南庭で伊勢の神宮,山陵および四方の神々をご遙拝になる年中最初の行事 |
歳旦祭(さいたんさい) | 早朝に三殿で行われる年始の祭典 | |
1月3日 | 元始祭(げんしさい) | 年始に当たって皇位の大本と由来とを祝し,国家国民の繁栄を三殿で祈られる祭典 |
1月4日 | 奏事始(そうじはじめ) | 掌典長が年始に当たって,伊勢の神宮および宮中の祭事のことを天皇陛下に申し上げる行事 |
1月7日 | 昭和天皇祭(しょうわてんのうさい) | 昭和天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典(陵所においても祭典がある。) |
1月30日 | 孝明天皇例祭(こうめいてんのうれいさい) | 孝明天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典(陵所においても祭典がある。) |
2月17日 | 祈年祭(きねんさい) | 三殿で行われる年穀豊穣祈願の祭典 |
春分の日 | 春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい) | 春分の日に皇霊殿で行われるご先祖祭 |
春季神殿祭(しゅんきしんでんさい) | 春分の日に神殿で行われる神恩感謝の祭典 | |
4月3日 | 神武天皇祭(じんむてんのうさい) | 神武天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典(陵所においても祭典がある。) |
皇霊殿御神楽(こうれいでんみかぐら) | 神武天皇祭の夜,特に御神楽を奉奏して神霊をなごめる祭典 | |
6月30日 | 節折(よおり) | 天皇陛下のために行われるお祓いの行事 |
大祓(おおはらい) | 神嘉殿の前で,皇族をはじめ国民のために行われるお祓いの行事 | |
7月30日 | 明治天皇例祭(めいじてんのうれいさい) | 明治天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典(陵所においても祭典がある。) |
秋分の日 | 秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい) | 秋分の日に皇霊殿で行われるご先祖祭 |
秋季神殿祭(しゅうきしんでんさい) | 秋分の日に神殿で行われる神恩感謝の祭典 | |
10月17日 | 神嘗祭(かんなめさい) | 賢所に新穀をお供えになる神恩感謝の祭典。この朝天皇陛下は神嘉殿において伊勢の神宮をご遙拝になる。 |
11月23日 | 新嘗祭(にいなめさい) | 天皇陛下が,神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって,神恩を感謝された後,陛下自らもお召し上がりになる祭典である。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。 |
12月中旬 | 賢所御神楽(かしこどころみかぐら) | 夕刻から賢所に御神楽を奉奏して神霊をなごめる祭典 |
12月23日 | 天長祭(てんちょうさい) | 天皇陛下のお誕生日を祝して三殿で行われる祭典 |
12月25日 | 大正天皇例祭(たいしょうてんのうれいさい) | 大正天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典(陵所においても祭典がある。) |
12月31日 | 節折(よおり) | 天皇陛下のために行われるお祓いの行事 |
大祓(おおはらい) | 神嘉殿の前で,皇族をはじめ国民のために行われるお祓いの行事 |